ヴァレンティーニ:リコーダー・ソナタ集ロベルト・ヴァレンティーニは、1671年にイギリスのレスターに生まれ、20歳前後でイタリアのローマに移住します。フルート、ヴァイオリン、チェロ、オーボエを演奏するかたわら音楽出版業を始め、自らの作品も出版し、作曲家としても知られる存在となります。コレッリの器楽的な伝統音楽を模した作品からキャリアをスタートさせ、後にギャラント様式を取り入れ、旋律の響きを重視した作品に到達します。 作品の特徴は、速いテンポでありながら比較的容易で、華麗で心地よく、緩やかなテンポでは、表情豊かなメロディをバランスよく両立させる技法を上手に使っています。また聴衆だけでなく、演奏者からも人気があった言われています。現存する作品はすべてリコーダーによる作品で、リコーダーの指導者としても優秀でした。 演奏は、2つのリコーダーを中心にヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、ギター、チェンバロ、オルガンを伴奏にした形をとっています。(輸入元情報)【収録情報】ヴァレンティーニ:● 2つのリコーダーのためのチャッコーナ● リコーダー・ソナタ Op.5-10● リコーダー・ソナタ Op.5-1● ソナタ『田舎での休暇』第1番● リコーダー・ソナタ Op.5-6● リコーダー・ソナタ Op.5-2● ソナタ『田舎での休暇』第2番● リコーダー・ソナタ Op.5-3● リコーダー・ソナタ Op.5-4● ソナタ『田舎での休暇』第4番● リコーダー・ソナタ Op.5-5● リコーダー・ソナタ Op.5-7● リコーダー・ソナタ Op.5-11● ソナタ『田舎での休暇』第3番● リコーダー・ソナタ Op.5-8● ソナタ『田舎での休暇』第5番● リコーダー・ソナタ Op.5-9● ソナタ『田舎での休暇』第6番● リコーダー・ソナタ Op.5-12 カペラ・ムジカーレ・エンリコ・ストゥアルト ロメオ・チウッファ(リコーダー) カロリーナ・パーチェ(リコーダー) イレーネ・マリア・カラバ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ミケーレ・カレカ(テオルボ、ギター) マルコ・ヴィターレ(チェンバロ、オルガン) 録音時期:2019年10月 録音場所:イタリア 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV