作者:橋口たかし
原作者:橋口たかし
編集部:少年サンデーC/小学館
少青年:少年/コミック
P数:190
刷生年:H14
刷西暦:2002
集全:1〜13
欠本:14~26
一巻:130円
完集:長編製本版
冊数:13
価格:1,690円(DVDの付録付)
概要
日本の週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』に2001年から2007年まで連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全26巻。もともとは5週限定の短期集中連載だったが、正式に連載となった。
パンの魅力に魅せられた少年が、プロのパン職人として理想のパン「ジャぱん」を追究する姿を描く。作中にてパン等に関わる専門用語や知識を解説している。 当初はギャグ要素を織り交ぜつつも比較的真面目な作品だったが、徐々に荒唐無稽な設定が登場するようになっていった。
2019年8月16日より、LINEマンガ上で続編『焼きたて!! ジャぱん〜超現実(スーパーリアル)〜』が連載中。取材・原作として入江謙三の名前が併記されている。
あらすじ
「太陽の手」と呼ばれるパンの発酵に適した温かい手を持つ少年、東 和馬は、幼少の頃、姉・稲穂に連れられて行ったパン屋St.Pierre(サンピエール)の主人から、「日本人にとっての『ごはん』より美味い日本独自のパン『ジャぱん』を創りたい」という夢を聞かされ、自らも「ジャぱん」を生み出すべく、独学でパンづくりを覚えていく。
中学校を卒業した和馬は、大手ベーカリー・チェーンの「パンタジア」東京本店の採用試験を受ける。和馬は河内 恭介、梓川 月乃、諏訪原 戒と共に最終選考に残るが、オーナーの孫娘で有力な新人を発掘するために採用試験に参加していた月乃は最終選考を辞退する。一方、河内は大げさな身の上話で和馬の同情を買い、最終選考課題の「クロワッサン」をルール違反をして二人で作ることになる。和馬は「324層クロワッサン(ジャぱん43号)」の生地を完成させるが、河内の話を真に受け、勝ちを譲るために採用試験を辞退してしまう。最終選考に受かった河内だったが、和馬が辞退した理由を月乃から聞かされると、その優しさに心打たれ、本店採用を辞退する。