一度読んだきりです。
動物と人間の入会地である峠周辺を舞台に、その幻想的な交流を「ほんとうにほんとうに楽しく」書いたと作者が生前述懐した、新美南吉児童文学賞受賞の連作童話集。登場人物が遭遇する出来事は、短夜の夢のごとくあえかで美しく、いかにもうまそうに描写される食べものも読者の想像をふくらませてやまない。かつてサンリオから出ていた雑誌『詩とメルヘン』編集長として安房作品をいくつも掲載した、やなせたかしによる解説を附す。(出版社からの内容紹介)
筆者:安房直子 小沢良吉/絵
発行年:2013年
発行元: 福音館書店
サイズ:約 170x125mm
製本仕様:ソフトカバー
【イラストの魅力】
小沢良吉による美しいイラストが物語を引き立て、子供たちの想像力をかき立てます。色鮮やかで親しみやすい絵が特徴です。
【対象年齢】
小学校低学年向けに書かれており、読み聞かせにも最適です。子供たちに楽しい読書体験を提供します。