思い違いだったらごめんなさい。このPaul Russoを知ってるSaxフュージョンマニアは、そうはいないと思います。いやいや、”井の中の蛙大海を知らず”で、全国にはファンはいくらでもいるのかもしれませんね。当方が最初に彼の存在を知ったのは、忘れもしない1993年、我が愛しの亡きVesta(Williams)が米BETのVideo Soulのスタジオ・パフォーマンスで、あの名曲「Tell Me」を彼女との見事なアドリブのかけあいで披露してくれた時でした。オリジナルではハーモニカのパートでしたが、息のあったPaulのSaxに惹きつけられ、探しに探しまくった思い出のアルバムでもあります。1987年作というから恐らくはデビュー作ではないかと思いますが、Smokeyの「Just To See Her」や、Chakaの「Ain't Nobody」など、その選曲もいかにも彼らしいセンスをのぞかせ、あの時の興奮が蘇ります。タイトル「Morning Breeze」と聞くと、日本のレコード会社なら、絶対、夏のイメージ・ジャケットにして売り込むだろうと、日の目を見なかったことへの悔い?は、今尚ありますが、結局最後までマイナーにあまんじてしまったのは、残念でなりません。でもVestaとのあの一瞬の輝きは私の胸に一生、響き続けるものでした。
カット盤によるジャケットの切り込みに加えて、経年劣化によるジャケットの汚れ、レコード盤の擦り傷など、あくまでも中古盤としてご理解の上、ご購入お願い致します。
尚、発送は使用済み段ボールによる簡易包装となりますのでご了承下さい。
#paulrusso #