〈マンガ〉般若心経入門　仏の智慧と慈悲の教え 白取春彦／原作　篠崎佳久子／画

【書籍概要】 本書は、般若心経の基本的な教えを解説した入門書です。仏教に興味がある方や、般若心経を学びたい方に最適です。 【著者について】 著者の大分隆道は、仏教の専門家であり、分かりやすい解説で知られています。初心者にも理解しやすい内容が特徴です。 【特徴】 本書は、般若心経の内容を易しく解説し、仏教の基本的な考え方を学ぶ手助けをします。蓮の花の美しい表紙が目を引きます。 マンガ般若心経 般若心経の本を数冊買いましたがいずれもなかなか理解しずらいむずかしいのです、しかしながらこの本なら易しいので理解しやすい、般若心経の概要がよく解る、この知識に基づいて購入した本を読み直すのが理解の第一歩だと悟りました。 煩悩に苦しめられている者より。 感動的な言葉があります このシリーズの漫画はほとんど読んでいますが、その中で本書は一二を争う出来です。 対象読者は、般若心経の名前くらいは聞いたことあるけど、中身はほとんど知らないという人。現代語訳を一度でも読んだことがある人にとっては新しく得られる知識はほとんどないでしょう。 しかし、それでも最後の方の言葉には感動させられます。ただ、その言葉は「応急手当」（作中の言葉）的であり、般若心経からどうしたらその言葉が導かれるかまでは解説されていませんが。 それと、最初のほうに載っている般若心経全文現代語訳と、途中途中で出てくる抜粋の訳に差異があるのはなぜなんでしょう？言葉遣いにわずかな違いがあるだけなので、問題はまったくないのですが、私は抜粋の方がきれいな訳だと思ったので少し気になりました。 初心者はぜひっ！ 深く考えたことがなかった般若心経の意味が知りたくなりました。 文章だと、難解で読み通せない自信（？）があったので・・・。 お経って死んだ人の霊を慰めるためにあるんだと思っていましたが、 生きている私たちにこそ必要じゃんっっ！ 和尚さんが自分が接するさまざまな悩みを抱えた人に、 般若心経を通して「生きる智慧」を授けるというストーリーです。 「３Ｄ」的な仏教の世界が、マンガだと本当によくわかりました。 別の般若心経の本を読んで行き詰まっていた母に説明できたぐらいですから。 それから、マンガの中の和尚さんみたいな人が身近にいてくれたら、 たくさんの人が救われ、生き直すことができるのに・・・と心から思いました。