★グッディーズ・オリジナル企画
ダイレクト・トランスファーCD-R
78CDR-3134
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調作品45
グンナール・クヌドゥセン(ヴァイオリン)
ロベルト・リーフリング(ピアノ)
ノルウェー HIS MASTER'S VOICE DB11900/02
(1947年頃録音)
作曲者エドゥアルト・グリーグ(1843-1907)と同郷のノルウェーの演奏家による録音。ヴァイオリンのグンナール・クヌドゥセンは1907年生まれ。ノルウェー録音のLPが十数枚あるがSP録音はおそらくこのソナタだけと思われる。ピアノのロベルト・リーフリング(1911-1988)はオスロ生まれ、ドイツでエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)に師事した。20世紀ノルウェーを代表するピアニストだったリーフリングはJ.S.バッハ平均律クラヴィア曲集を生涯2回録音した。このソナタの演奏は作曲家と同じ言語を感じさせる。第2楽章の玲瓏な響きは、他の演奏家では聞けない美しいもの。
●SPレコード本来の音を追求した グッディーズ・ダイレクト・トランスファー CD-R
SPレコードの真の音は残念ながら、これまで市販された復刻CDではなかなか聴くことができません。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾い出すプロセスで、重要な情報が失われているからです。このCD-Rシリーズは復刻プロセスを最短にしてSPレコードのありのままをお届けするダイレクト・トランスファーです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードのために、専用のカスタムメイド真空管式フォノイコライザをの使用しています。またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り、一切のノイズリダクションや曲間の編集を排除してあります。従来のSP復刻CDよりノイズの量は多くなりますが、ノイズの奥に演奏者の確かな息づかいが聴き取れます。プレスCDより音の鮮度の点で優位と判断し、CD-Rを採用しました。
収録はSPレコード3枚から5枚の初発売時のアルバム単位を基本としています。また、録音時に原盤に混入したノイズが大きく再生されることもございますが、一切修正をしておりません。ケースには録音データ(オリジナル・レコード番号、マトリクス番号、テイク、録音年月日等)を記載してありますが、曲目解説はありません。