「明治の音 西洋人が聴いた近代日本」
内藤高
中公新書 2005
19世紀半ばから20世紀初頭まで、来日した西洋人たちは、日本の「音」をどのように聴き、感じ、記録したのか(版元紹介)
イザベラ・バード、エドワード・モース、ピエール・ロチ、ラフカディオ・ハーン、ポール・クローデル…。幕末維新の開国後、数多くの西洋人たちが来日し、彼らの文明とは違う特異な「東洋の島国」が響かせる音に耳を傾けた。日常生活の雑音から日本人が奏でた西洋音楽まで、彼らはどういった音に興味を示し、そこに何を感じ、それをどう記録したのか。十九世紀半ばから二十世紀初頭までの近代日本の音を辿る。(データベースより)
著者はフランス文学の研究者。
本書は、明治期に来日したフランス人やイギリス人の残した記録から、「音」に関する記述を抜き出して分析したもの。
とりあげられているのは、バード、モース、ロチ、ハーン、クローデルなど。
三味線、蝉の声、能の音楽、新設された軍楽隊、宿屋での隣室の酒盛りの声、舞踏会など、さまざまな場面が出てくる。
そして、外国人たちの反応もさまざま。騒音だと非難したり、よくわからないながらも味わったり。
分析方法は文学研究的で、音の描写がどのような効果や意味をもつのかが巧みに論じられており、興味深い。
日本への西洋音楽の浸透についても。(レビューより)
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