YESTERWYNDE / イェスターウィンド
NIGHTWISH ナイトウィッシュ
フィンランドが誇るシンフォニック・メタル・バンド、Nightwish。非常にメタルが盛んな国であるフィンランドにおいても、彼女たちの人気は突出したものだ。アルバム・チャート1位の常連であるし、コンサートもスタジアム規模であり、国民的スターと言っても過言ではない。21年には長年ベーシストを務めたマルコ・ヒエタラが脱退。22年にはフロール・ヤンセン(Vo)が乳がんと診断されたことを発表。さらには無期限のツアー停止を宣言するなど、ファンとしてはやきもきする状況が続いていたことだろう。だが安心してほしい。Nightwishが立ち止まることはない。この度、4年ぶりのニュー・アルバム、『Yesterwynde』がリリースされることとなった。
リーダーのツォーマス・ホロパイネン(Key)が、「これまでのどのアルバムよりも作るのに時間がかかった」と言うとおり、3年半かけて制作された本作。Wintersun、Crownshiftのベーシスト、ユッカ・コスキネン初参加となる今回もいつも通り、いや以前に輪をかけてシンフォニックでキャッチー、そしてヘヴィと、ファンならずともたまらない内容に仕上がっている。あのアビー・ロード・スタジオで録音されたというオーケストラ、クワイヤもあまりにゴージャス。フロール・ヤンセンの歌声の素晴らしさについては、改めて触れるまでもないだろう。一方で、ツォーマスが「楽曲はとっつきやすいもの。しかし、表面化には大量の興味深い特徴が潜んでいる。完全に消化するには何度も聴き返さなくてはならないアルバムだ」と言い切るだけあり、本作はわかりやすいと同時に、非常に深い作品にもなっている。まさにNightwishの本質がぎっしりと詰まったアルバムだ。全メタル・ファン必聴。
国内盤、帯付き、解説書付き
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