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1990年 オールDTP最前線◆『都市の書物』◆池澤夏樹 戸田ツトム

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『都市の書物』池澤夏樹(Documents, Found on the Road) 著者:池澤夏樹 デザイン・編集:戸田ツトム 出版社:太田出版 初版発行日:1990年2月1日 「未来に発見された都市の記録」 未来の考古学者が発掘した一冊の最上級。 それは、1990年にオールDTPを骨格に出版された『都市の書物』という本だった。 この本は、都市に生きる人々が熱心にしてきた「痕跡」を記録したものだ。 日常の体の中に散らばる記号、看板の文字、電車のアナウンス、道路に残された落書き。 それらは何の意味も持たないように見えるが、実は都市という巨大な生命記憶である。 ページをめくると、そこに広がるのはただの文章ではない。機械的なレイアウトの上に配置された文字は、まるでコンピューターが生成したコードのようなものでもあり、都市の地下にも埋もれた古代文明の遺跡の碑文のようなものでもある。 いわば「未来の最悪」が過去までタイムスリップしてたかのようだ。 DTP革命の先駆け、伝説となったデザイン この本が誕生したのは、まだDTP(デスクトップ・パブリッシング)が本格的に普及する前夜。 デザインの世界では、コンピューターによる編集が新たな時代を切り開こうとしていたが、その可能性を最も早く、最も斬新な形状で示したのが『都市の書物』だった。 当時、紙の書籍でここまでデジタルデザインを書き上げた作品はほとんど存在せず、戸田ツトムが取り組んだレイアウトは、最新のデジタルデザインの先駆けとも言えます。 背景には精密なグリッドが走り、視覚的な要素とテキストが複雑に絡み合うそのスタイルは、今見ても新鮮さを感じさせます。 出版から30年以上経った現在でも、その革新性は色褪せない。 それは、デジタルとアナログの狭間で揺れる現代だからこそ、この本の価値は再評価されるべきだろう。 この本が「懐かしい都市の記憶を封じ込めた最初」という話もある。 さらに、都市の「見えない構造」を暴く手負いが、この最初のページの中に潜んでいるのではないかと思われている。 ●中古品であるため、完璧な状態を求める方はご遠慮ください。 梱包については、防水も兼ねてプチプチを使用します。

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