死にたくなったら電話して / 李龍徳 解説: 星野智幸 / 河出文庫
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【内容紹介】
そこに人間の悪意をすべて陳列したいんです――ナンバーワンキャバ嬢・初美の膨大な知識と強烈なペシミズムに魅かれた浪人生の徳山は、やがて外部との関係を絶ってゆく。圧倒的デビュー作!
◎深い絶望と圧倒的な共感をもたらした傑作が、ついに文庫化!
破滅したい全ての人へ。この10年に一度出会えるかわからない化け物みたいな小説を、是非一度手にとってみてください。―― にゃんたこ
強烈な読後感の傑作。かすかな希望も、ほのかな光も、ないけれど。―― 窪美澄
一度、その世界に入り込んだら抜け出せない。―― 山田詠美
この救いのない物語に、どうしようもなく共感してしまう自分を止められない。―― 紀伊國屋書店 佐貫聡美
安易な希望依存症を断ち切る力が、この小説にはある。本当の希望はその先にある―― 星野智幸
それまで知らなかったのが悔しくなるほどに素晴らしかったです―― 夏子
他の日本文学とは異質の体力で書かれた、圧倒されるほどの力作―― 保坂和志
安部公房『砂の女』の現代版―― 斎藤美奈子
なんという毒か! 世界を拷問にかけるようなこの虚無と呪詛―― 藤沢周
李龍徳
1976年埼玉県生まれ。在日韓国人三世。2014年『死にたくなったら電話して』で第51回文藝賞を受賞しデビュー。2020年『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』で第42回野間文芸新人賞を受賞。
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