ショパン (全19曲)
第1番≪華麗なる大円舞曲≫
第2番≪華麗なる円舞曲≫
第3番≪華麗なる円舞曲≫
第4番≪華麗なる円舞曲≫
第5番
第6番≪小犬のワルツ≫
第7番
第8番
第9番≪別れのワルツ≫
第10番
第11番
第12番
第13番
第14番~第19番 遺作
ダン・タイ・ソン(ピアノ)
録音:1987年9月福島市音楽堂
音色の美しさや落ち着いた気品は、ダン・タイ・ソンの持ち味としてここでも功を奏している。さらには,1曲1曲がバラバラでなく、あたかも一気に録音されたかのような、全体としての自然な流れを有している。もちろん、個々に印象に残る場面もある。(CDジャーナルより)
音楽評論家:諸石幸生氏
「ダン・タイ・ソンのワルツ集は、その華やかさとほとんど隣り合わせに、何ともいえない悲哀にみちた感情表現が同居しており、まさに光と陰に彩られた美しいショパンを聴かせることになっている。譬えようもない幸福感に貫かれながらも、まさにポエティカルな夢とファンタジーにあふれた、きわめて感動的なワルツ集である。」
ベトナムが生んだ世界的ピアノ演奏家であるダン・タイソンのワルツ集です。ダン・タイソンの30歳代の円熟した演奏を聴くことができます。彼がショパン国際コンクールで優勝した当時は大変若々しい演奏で華やかでしたが、このCDのように30歳台になり一段と奥行きと深みが増した演奏も大変良いものです。ダン・タイソンはピアノ演奏家の中で最も好きな人の一人で何時聞いても大きな感動を与えてくれます。
ダン・タイ・ソンのように透明感のある透き通った音色を他に知りません。ショパンをはじめロマン派の演奏は、情感を込めすぎると、くどくなってしまうのが、匙加減の難しいところ。ダン・タイ・ソンさんのワルツは極端なことは何もしていないのですが、感情をそのまま出してしまうのではなく、ためらいや、奥ゆかしさを感じさせます。明るい曲もよいのですが、暗い曲の方が私は好きです、儚いという言葉が一番しっくりくるかなと思います。日本人にはとてもおすすめです。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 35
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