誘惑するオブジェ 時代精神としてのデザイン 宇波彰

「誘惑するオブジェ 時代精神としてのデザイン」 宇波彰 定価: 1,900円 紀伊國屋書店 表紙・背・裏表紙にヤケ、スレ、スレ汚れあり。 裏表紙上部にシミ。 天にシミあり。 【内容】 現代の生活空間には「物」があふれている。 大量生産によってうみ出され，インダストリアル・デザインを施された「物」たち。ウォークマンやサンリオ商品、OA機器など、社会を流通する商品に与えられるデザインは、消費者の価値観を反映し、またそれに影響している。 これらのデザインを分析しながら、現代における人間と物との関係をあざやかに解き、現代思想の知見を駆使しながら、インダストリアル・デザインを分析してゆく。 これは思想史上これまで軽視されてきた「物の哲学」の新たな誕生への試みでもある。 いわゆる「記号の消費」の終焉を大胆に宣告し、「誘惑性」の概念から消費社会のゆくえを探る画期的論考。 【目次】 第１章　消費社会と物 第２章　内面化とギャジェット化 第３章　キッチュとしての商品 第４章　誘惑する商品 第５章　時代の言語としてのデザイン 第６章　テイストとは何か 第７章　物への関心 第８章　インテリアの領域 第９章　インターフェイス 第１０章　スピード哲学 #筒井の出品物の一覧 #宇波彰 #本 #芸術／絵画・彫刻