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ジョイスの世界:モダニズム文学の解読 [増補版]

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「ジョイスの世界:モダニズム文学の解読 [増補版]」(彩流社) 鈴木良平(法政大学教授) 1992年10月増補版発行 定価 ※ 二〇世紀初頭のモダニズム文学は、英国の伝統という眼に見えない厚い壁を打ち破る起爆剤とな ることはできなかった。1930年のD・H・ローレンスの死後50年間以上も、世界文学に名をつらねる文学作品を英国はなに一つとして産み出すことができなかっ たと言われるゆえんであろう。 それ故に80年代になっても、いまだに英国においてはジョイス文学の評価が、モダニズムを認めるか否かの踏み絵、試金石になっているのである。そのことはなにも英国だけに限ら ない。フランスのテル・ケル派も 次のように言っているのだから。「ジョイス研究の重要な意味は、英国であれヨーロッパ大陸であれ、もはや単なる文学的伝統ではなくて、芸術と社会、言語と権力との間の関係についての歴史的な議論になっていることである。 (本書「なぜジョイスなのか」より) 【目次】 はじめ、そしておわりになぜ今ジョイスなのか Ⅰ. 肉体の誕生 −− ジョイスの時代 1. 三つの支配者 2. 麻痺した民族の魂   −−『ダブリンの人びと』をめぐって Ⅱ. 魂の目覚め −− 芸術家の形成 1. ジョイス美学の構築 2. 『死せる人びと』−− 表象の多重性 3. 『若き日の芸術家の肖像』−− 黒と白の相剋 4. 『亡命者たち』−− イプセンとピンターの狭   間で Ⅲ. 魂の飛翔――ジョイスの文学 1. 『ユリシーズ』−− シンボリズムとリアリズ   ムの結合  2. 『フィネガンの通夜』 −− ヴィコ、ブレイ   ク、ジョイス Ⅳ. おわり、そしてはじめに 1. ジョイス文学の理解のために −− 通時的に 2. ジョイスの言語論のためのノート ジョイス年譜・出典及び・あとがき.. 増補 1. ジョイスをめぐる戯画的作品について 増補 2. 英国の批評の現状(一九九〇~九一年) 増補版あとがき
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