モーツァルト
①ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
②ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
③ロンド イ短調 K511
内田光子(ピアノ)
ジェフリー・テイト指揮
イギリス室内管弦楽団
録音:1985年、1988年、1983年
第21番の第2楽章は、映画「みじかくも美しく燃え」で使われてすっかりおなじみになった名曲です。第24番はモーツァルトのピアノ協奏曲のうち2曲しかない短調の曲のうち1曲です。ロンドK511は、モーツァルト晩年の傑作で「ありとあらゆるクラヴィーアのためのロンドの中で最も美しい」と言われいる曲です。内田のピアノは深く憂いを帯びた響きで引き込まれていきます。
音楽評論家:宇野功芳氏
「第24番は非常な名演だ。内田の音色がきわめて内面的であり、モーツァルトの心を伝えてやまない。第2楽章のテーマも筆舌に尽くし難い。といっても何か特別なことをしているわけではなく、普通に楽譜どおりに弾いているだけなのに天国的な美しさ、天国を求めるモーツァルトの心があふれている。」
日本人の悲しい性かもしれないが、いつまでたっても外国人指向が抜けない傾向があるが、その転換点になった記念すべきCDが内田光子のモーツァルト(ソナタ全集と協奏曲)だった。モーツアルトのソナタに始まり、その次の挑戦がモーツアルトのピアノ協奏曲だった。彼女独自のやや重い、しかし、とても美しい世界がそこにあった。世界に誇れる日本人ピアニストであるし、欧米でもそれだけの評価をされている。個性的な風貌で、とても普通の日本人には見えないが、ご本人の話によると、よりよい音楽をつくるため、日本人であることを忘れてしまうほど生活を自己管理されている。日本食もほとんど食べないと聞き、驚いた記憶がある。周辺情報の方が多くなってしまったが、彼女の演奏には個性的で美しい、彼女独自の世界があります。ピアノ好きな方、モーツアルト好きな方はやはり必聴でしょう。
国内盤、帯無し、盤面無音部にすれあり
プラケースすれあり 9
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