◆◆◆ 日本画ってなんだろう? ◆◆
松井冬子『夜盲症』 vs 上村松園『焔』
◆歴史編
◇日本画「バカテク」展
技術がなければ『日本画』に命は吹き込まれません。テクニックを磨くこと。これから『日本画』を学ぶ人はまずこのことを肝に命じてください。過去にはあったその技術が今、滅びつつある状況です。ここでは18世紀から戦後まで、神々しいテクニックを駆使した画家たちの作品を紹介します。まずは理屈抜きで上手い絵を見てください。
◇丸山応挙『藤花図』
◇長澤蘆雪『大原女図』
◇曾我蕭白『狂女図』
◇伊藤若冲『雪中鴛鴦図』
◇狩野芳崖『仁王捉鬼図』
◇狩野一信『五百羅漢図』
◇河鍋暁斎『狂斎絵日記』
◇竹内栖鳳『虎・獅子図』
◇川端龍子『草炎』
◇速水御舟『鍋島の皿に石榴』
◇鏑木清方『三遊亭園朝図』
◇田中一村『アダンの木』
◆技法編
◇「画材」と「技法の基礎」と「応用」
古来からの伝統的絵画とみなされている『日本画』も、画材と技法の観点から見るとその時代にあわせて変遷しています。長い歴史の中で伝え守ってきた伝統と、近代の『日本画』が新につくりだした”伝統”の双方を紹介していきます。
◇日本画材の基本形
1. 紙と膠
膠を溶く 礬水引き
2. 支持体
生麩糊を作る 裏打ち ベニヤ下張りと水張り
3. 粉絵具
胡粉を溶く 胡粉の用い方
4. 岩絵具
岩絵具の使い方
5. その他の絵具
箔を押す
6. 筆と刷毛
筆を使う
◇最新の画材研究から
1. 岩絵具
明治の「日本画」色料改革 増え続ける新しい岩絵具
「日本画」の伝統性とは何か?
2. 絵画に見る「日本画」と「洋画」
顔料と展色材による絵具の種類 日本画と洋画における顔料
の種類 顔料の性質による絵具の違い
3. にかわ
にかわの接着性と乾性油の展色性 コロイド・ゾルとゲル
にか わの膨潤、収縮、保水性硬質固体性 にかわの耐水性