岩手県の伝説の釣り師、村田久さんの新聞連載をまとめたエッセイ集「イーハトーブ山学校」の出品です。
私が読み終えた中古ですが、曲がりもなく美品です。
2015年7月の出来事から始まって、2020年9月の出来事まで収録されています。
それに書き下ろしのエッセイが4篇、巻末に載っています。
基本的に全て釣りの話です。
よくもまあ飽きずにこれだけ釣りばっかりやるもんだ、というくらいに。
総ページ数254。
初版発行2021年4月16日。
この冊子は初版です。
ご不在でもポスト投函されるネコポスで発送します。
「1時間幸福になりたければ酒を飲め。1週間幸福になりたければ結婚しろ。一生幸福になりたければ釣りを覚えろ」という諺があります。
私の幸福度はほぼ満点ですが、村田さんも大概でしょう。
村田さんは川を主戦場に、船も防波堤も射程範囲とされています。
海釣りの話では私に一日の長があるように思いますが、全く経験のない川釣りの話では勉強になります。
鮎に関しては岩手県の、特に雫石川が有名だと聞いたことがありますが、私は全く興味がないので詳しくは知りません。
ヤマメとかイワナとかニジマスとか、どこにでもいる魚なような気がしちゃうのです。
実際、岩手では多分どこにでも居ます。
盛岡市内から1時間以内にイワナのいる川にたどり着ける自信があります。
村田さんが60年以上釣り師を続けているのも納得です。
だって、ここは理想郷ですからね。
この出品のBGMは土橋安騎夫とNokkoの「Maybe Tomorrow」です。
釣れても釣れなくても、魚たちと命のやり取りを終えた日の満足感は何物にも代え難いものがあります。
それは間違いなく明日への活力になるのです。
私はキャッチ・アンド・イート派なので川釣りをやりませんが、一山越えた末たどり着く海岸などでも釣るので荷物を減らすためにもリリース派がいるということには理解ができます。
山越えの岸に持っていくクーラーボックスは11リットルでようやっとですから。
あ、あとアイナメは漢字で鮎並と記しますが、ジグで釣れたときはほとんどがスレ掛かりなので、おそらく鮎と同じように縄張りを主張する魚なのだと思います。
なのでもしかしたら海でも友釣りができるかもしれません。
友釣り用の竿はあまりに高価過ぎるので、私はやる気にはなれませんが。
ご質問等はお気軽にどうぞ。