【古本】おにいちゃん　回想の澁澤龍彦　矢川澄子（筑摩書房）

★お値下げコメントはご遠慮下さいませ。 かなり古い時代の本です。 帯はありません。 ⚫︎上部小口には茶色のシミありです。（他の小口は汚れていません） ⚫︎カバーは少し折れ跡のようなものがあります。 古書をご理解頂ける方のご購入をお待ち申し上げます。 矢川澄子 筑摩書房 1995・1刷 「おにいちゃん」と呼んだかつての伴侶、澁澤龍彦との十年の結婚生活を偲ぶ珠玉のエッセイ十七篇 “ ‪世間並みの幸福を追いかけたって、つまらないよね。 少年はくり返しいいきかせたものです。 そして少女はそのたびにうなずいたものです。 じっさい少女の耳にはこれ以上好ましい口説きがまたとあったでしょうか。 ” 本文　「少年と、少女と、幾冊かの本の話」‬より もちろん少年は澁澤龍彦、少女は矢川澄子です。 2人のごく個人的な思い出がおとぎ話のようなステキなエッセイとして蘇る稀少な一冊です。