シベリウス 2CD✕2=4CD
交響曲全集、管弦楽作品集
disc1
交響曲第1番ホ短調 op.39
交響曲第2番ニ長調 op.43
disc2
交響曲第3番ハ長調 op.52
交響曲第4番イ短調 op.63
disc3
交響曲第5番変ホ長調 op.82
交響曲第6番ニ長調 op.104
disc4
交響曲第7番ハ長調 op.105
交響詩『大洋の女神』 op.73
交響詩『フィンランディア』 op.26
交響詩『タピオラ』 op.112
指揮:パーヴォ・ベルグルンド
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1984-1987年(デジタル/セッション)
ベルグルンドはシベリウスの交響曲全集を3回録音行っています。1970年代にボーンマス交響楽団、1990年代にヨーロッパ室内管弦楽団、そしてこのボックスでの1984~1987年にヘルシンキ・フィルとの録音です。シベリウスのスペシャリストとして、キャリアの始めから同郷のシベリウスの研究と演奏を世界各地で行っており、どの演奏も決定盤とも言える業績を残しています。この録音では、シベリウス作品の持つ神秘的で冷たいながらも、柔らかい乳白色の雪景色も感じられる、内向的、自己批評の強い作曲家の弁証的指揮者ともいえるベルグルンドの名演です。
音楽評論家:宇野功芳氏
「シベリウスはブルックナー以上に指揮者を選ぶ。その点、ベルグルンドなら、どの曲を聴いても安心である。なによりもひびきが有機的であり、音彩がみずみずしく冴え、細部まで共感に満ちている。内部のエネルギーはときに壮絶でさえあるが、表面に出てくるときはおどろくほど意味深く、これ見よがしなところがまったくない。まさに極上の名演である。フィンランド人のベルグルンドが、おなじくフィンランドのオーケストラを指揮したこのCDは、唯一無二の名演といえよう。」
シベリウスの作品、特に晩年の作品では、ベートーヴェンの作品に代表されるような「起承転結」が明確に表現されておらず、初めて聴くときには面食らうかもしれません。しかし、聴き込めば、その素晴らしさがわかっていただけると思います。
初期輸入盤、盤面傷無し
プラケース少しすれあり 17
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