1992年の日本アカデミー賞において、作品賞(山田洋次監督)をはじめ、主要5部門の賞を独占受賞した山田洋次監督の最高傑作「息子」の出品です。
この作品が好きすぎて、大切に3つ保持しておりますうち、ジャケットもDVD盤面も新品同様に綺麗なものを出品致しました。画像にてご判断願います。
■ストーリー
東京の居酒屋でアルバイトをしている哲夫は、1990年(平成2年)7月(バブル景気時)、母の一周忌で帰った故郷の岩手でその不安定な生活を父の昭男に戒められる。
居酒屋のアルバイトを辞めた哲夫は下町の鉄工所にアルバイト(後に有期雇用フルタイムへ登用)で働くようになる。製品の配達先で伝票を処理してくれる女性と顔を合わせる。
埃っぽい倉庫で一人で仕事をする、その女性の名前が征子だと知る。仕事は辛いし孤独も感じるが、彼女と顔をあわせるのが楽しみになる哲夫。
しかし笑顔を見せてくれるが、一言も声をかけてこない彼女にモヤモヤした想いが募る。
何故に挨拶もしてくれないのかと彼女に問う。
しかし、哲夫は入院中の相棒のタキさんを見舞った際に、征子が聴覚に障害があり、話すことができない聾唖の身の上であることを聞かされる。
哲夫は、自分への恥ずかしさと怒りがないまぜになった感情から、やがて、「いいではないか、聾唖の人ても、いいではないかと、ますます彼女への想いを募らせる。
翌年の1月に上京してきた父に、哲夫は征子を紹介し、父に、征子と結婚したいと告げる。
いつまで経っても不安定な生活で頼りないと思っていた次男坊が、きちんと結婚相手を見つけて、立派に生きていこうとしていることを知り、父の昭男は、この上ない喜びを感じ、夜中に一緒に寝ていた息子を起こして、喜びを歌で愛する息子に伝える。
息子と征子と楽しい束の間を送った昭男は、喜びを噛みしめながら、一人で雪深い岩手に戻る。
誰もいない家の中に、かつて家族と暮らした暖かい日々の様子が昭男の眼に映ってくるのだった。
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