20年程前に販売されていたオーディオ機器の様なデザインのオールアルミPCケースです。
当時、電源無し35000円位で販売されていた高級ケースです。
大画面液晶テレビにパソコンを繋いで使う際、他のデッキなどとデザインが統一されて格好良かったです。
型式はATC-610-GX1、microATXのマザーボード、ATXの電源が使え、5インチベイが2つ、3.5インチベイは一応4つ有りますが取付ける機器のサイズによっては奥のUSB基盤に当たったりして入らないと思います。
また内部機器の取付け方法が間隔が無い為、良くあるネジ4つではなく片側2つのネジだけでとめ、その逆はバネで抑える造りになっています。
アルマイト加工されたフロントパネルは上下とも押すとゆっくり開くダンパー付きで、上は5インチの開口部が2つ、下は3.5インチの開口部が1つあり、USB×2と1394×1のポートがあり、付属のブランクパネルが大小1つずつ装着されています。このパネルも同デザインのアルミで黒のアルマイトです。
底面の脚の部分もゴールドのアルマイト、天板は黒の塗装です。
見える所だけアルミと違いほぼ全部アルミなので放熱性バッチリです。
内部の配線はUSBと1394、電源スイッチ、パイロットランプ、ファンは購入時のままですが、起動時のピーを鳴らす為にスピーカーを両面テープで貼り付けていますので不用であれば外して下さい。
当時購入し5年位使い、その後15年位は仕舞ってあった物です。割とキレイな方とは思います。上面パネルを固定するネジ5個も工具は使わず丁寧に締めていたのでネジ山健在ですが、黒の塗装部分は使用に伴う細かい傷や、写真17、18枚目にある上面パネルを開け閉めする際に出来た塗装剥げ、これはパネルをはめると見えなくなる部分です。他に内部や底の未塗装アルミ地肌の部分にも組立の際に付けた傷があります。
また内部のUSBやスイッチ、ファン等は問題ないとは思いますが動作確認できていません。尚USBのコネクターはボードによって線の順番が違うのでネットなどで確認のうえ差し替えてお使い下さい。