川のほとり

豊かな抒情を余すところなくおのずと行間 に伝わる、著者の生い立ちから少年時代を 軽妙に描く川のほとり、他随筆 小品に晩 年の短篇小説を収録した久びさの名品。 清水 基吉（しみず もとよし、1918年（大正7年）8月31日 - 2008年3月30日）は、俳人、小説家。東京都渋谷区生まれ。1931年（昭和6年）東京市立第一中学校（現:九段高校）に進むが胸を病んで中退。1944年（昭和19年）26歳、小説『雨絃記』と『雁立』を、当時ただ一つ残された同人誌、『日本文学者』6月号と9月号に発表し、『雨絃記』は、昭和19年上半期芥川賞の予選を通過し、『雁立』は、同年下半期の芥川賞を得た。受賞の決定は1945年2月、すでにB-29の空襲が激しい時期であった。この直後、鎌倉市扇ヶ谷に移転し、中山義秀、永井龍男らと交わるようになった。以降、生涯を同市内の諸所に住んだ。1981年（昭和56年）から、里見弴、今日出海、小林秀雄、永井龍男らと鎌倉文学館設立の計画に加わり、1985年（昭和60年）の開館に漕ぎつけ、1991年（平成3年）から2004年（平成16年）まで、第2代館長を勤めた。1986年から、神奈川新聞の『神奈川俳壇』の選者であった。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア』 著書：川のほとり 著者：#清水基吉 定価 : 2600円 発行所：株式会社永田書房 平成5年(1993年)8月28日発行 カバー及びオビは、経年による少々のヤケ、イタミ、ヨゴレが有ります。小口、天に僅かなヨゴレ、イタミが有ります。本自体に僅かなヨレが有ります。線引き、書込みなどは有りません。#9arebara9ari No.1-3-4-13