〈古今評論〉早引人物故事[早引故事大成]
【判型】横本2巻2冊。縦122粍。
【作者】川関惟充(川関楼・琴川)編・序。
【年代等】享和2年1月自序。文政8年2月刊。[大阪]河内屋茂兵衛ほか板。
【備考】分類「伝記」。人名の第一音と訓読の数で引くイロハ引きの人物辞典。人名に続けて略伝とその出典を掲げる。「往古より末世に至るまで英雄および奇々妙々の事業(ことわざ)、或は其人によりて事始根元をあらはし、本記(ほんぎ)・世家・列伝を加」(下巻末尾)えた日本人物辞典。神代から近世までの著名な人名の第1音と訓読(よみごえ)の音数で引くイロハ引きで、例えば「伊勢(いせ)」なら「い・二」、「和泉(いづみ)」なら「い・三」、「一休(いつきう)」なら「い・四」の項に載せる。凡例に示すように、童蒙にとっての引きやすさを重視して編纂しており、例えば頼光は「らいこう」、金時は「きんとき」など耳慣れた読み方に従い、上巻に「い」~「く」部977項、下巻に「や」~「す」部803項、合計1780項、約1800人を収録する。人名には一部伝説上の人物や、国姓爺(こくせんや)のような外国人も含まれ、さらに、小野於通(おづう)のように2カ所(上巻37丁ウ・同42丁ウ)記載の例外もあるが、各項原則1人で、それぞれ数行から十数行の略伝を掲げ、多く出典を略称(例えば『日本書紀』なら「日本」、『武家評林』なら「武評」のように)で示すが、比較的新しい時代の人物については出典を割愛する。
★原装・題簽付・状態良好。【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、8,500円(題簽付き・印有り)~12,960円(手書き題簽・表紙汚損)】。