①グルダ:フォー・リコ
②グルダ:メヌエット~チェロ協奏曲より
③モーツァルト:幻想曲ニ短調 K.397
④グルダ:アリア(ソロ・ヴァージョン)
⑤グルダ:プレリュードとフーガ
⑥ドビュッシー:ビーニョの門~前奏曲集第2巻 第3曲
⑦ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
~前奏曲集第1巻 第8曲
⑧ショパン:練習曲 嬰ハ短調 op.25-7
⑨ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 op.60
⑩ショパン:夜想曲 嬰ヘ長調 op.15-2
⑪シューベルト:即興曲 変ト長調 D.899, op.90-3
⑫ヨハン・シュトラウス2世:お客を呼ぶのは私の趣味で
~喜歌劇『こうもり』より
⑬ヨハン・シュトラウス2世:親しい仲間よ
~喜歌劇『こうもり』より
⑭民謡/グルダ編:辻馬車の歌
フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
録音:1990年11月19日(ライヴ)
ウィーンに生まれ、16歳でジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝して注目を集め、20代でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を録音して神童と言われたグルダは、一般的なクラシック演奏家の道をしかし歩もうとはしませんでした。ジャズに関心を持ち、電子音楽にも入れ込み、作曲もし、自分が死んだというデマを流しては自ら「復活コンサート」を企画…など、世間を煙に巻く行動も少なくありませんでした。しかし、その演奏は聴くものの心をつかんで離さないこともまた事実です。ミュンヘンでのライヴを収録したこのアルバムは、まさにグルダのさまざまな要素を一度に体験させてくれる貴重なライヴ盤で、無茶をやっているようで、じつは非常に「音楽」が聴こえてくる、そんな魔法のような1枚です。
アルゲリッチも師と慕う鬼才グルダの大きく深く広がる音楽世界をノン・ストップで体感させてくれるライヴです。自作を含む愛想曲集の趣で、まさにグルダの大きく深く広がる音楽世界をノン・ストップで体感させてくれます。もちろんベートーヴェンやモーツァルトの演奏でも名を成したグルダのこと、これがグルダのすべてというわけにはゆきませんが、この機知に富んだ面白さ、白熱する音楽の豊かさは必聴です。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 5
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