モーツァルト
①協奏交響曲 変ホ長調 K.297B
②オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
オーレル・ニコレ(フルート)
ハインツ・ホリガー(オーボエ)
ヘルマン・バウマン(ホルン)
クラウストゥーネマン(バスーン)
アカデミー・オブ・セント・マーティン
・イン・ザ・フィールズ
指揮:サー・ネヴィル・マリナー、ハインツ・ホリガー
録音:1983年7月9-10日ロンドン
ヘンリー・ウッド・ホール デジタル録音
協奏交響曲は、この曲の録音史上に特筆すべき最美の傑作です。ニコレ、ホリガー、バウマン、トゥーネマンとソリストに名手が揃ったということもあります。しかし、ここではR.レヴァインの新しい版によって冗長さがなくなり、この曲を聴く歓びが2倍にも3倍にもなっています。4人の奏者の絶妙なかけ合いは、聴いていて心が弾んで仕方がないという印象です。ホリガーがが指揮を兼ねているオーボエ協奏曲も、モーツァルト演奏に必要なものをすべて身につけた名演奏です。
協奏交響曲はフルートでなくクラリネットでひかれるのが普通ですが、ここではR.レヴィン再構成の紛失した原曲版によっています。またオーボエ協奏曲はフルート協奏曲第2番として演奏されることも多いです。
音楽評論家:宇野功芳氏
「K.297Bは過去のどの演奏よりもすばらしい。聴いていて、その愉悦感に胸がはずんで仕方がない。ニコレ、ホリガー、トゥーネマン、バウマンという4人の名人の競演によって、初めて曲が生きたといってよく、全曲のいたるところからキラキラした才能が光り輝いてくる。陰影に富んだ音色と表情のみずみずしさ、艶やかさは天下一品だ。」
モーツァルトの4管楽器のための協奏交響曲の、モダン楽器による名演奏です。実はフルートでなくクラリネットがソロになっている楽譜もあり、伝統的にはそちらのクラリネット版ですが、こちらはレヴィン復元版です。ニコレ絶好調、ホリガーもトゥーネマンもすばらしく、バウマンはちょっとこの日不調だったかな?でもすばらしいです。オーボエ協奏曲もすばらしいです。
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