J.S.バッハ
①ヴァイオリン協奏曲第1番
②ヴァイオリン協奏曲第2番
③オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
④2つのヴァイオリンのための協奏曲
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン)
ハインツ・ホリガー(オーボエ③)
豊田耕児(ヴァイオリン④)
レイモンド・レッパード指揮
イギリス室内管弦楽団①②
エド・デ・ワールト指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団③④
録音:1964年6月①②、1970年9月③④
録音場所:ロンドン ステレオ(セッション)
端正なグリュミオーの魅力がじっくりと味わえる名演です。グリュミオーの美質を引き立てるレパードの穏やかで鷹揚なオケも素晴らしい。全曲通してムラのない名演。何といってもホリガーと豊田の客演が嬉しい。
数種あるグリュミオーのバッハの協奏曲の中では、この演奏が一番好きです。構成感が素晴らしいのでしょうか。豊田さんホリガーさんの演奏も聴けるのも大好きな理由です。聴いていてうっとりとする中に、真の演奏家のもつ厳しさも感じられます。
20世紀のヴァイオリン界にあって、美音では一、二と言っても過言でない、アルテュール・グリュミオーのステレオ一回目のバッハの協奏曲録音。レコード芸術の最高峰と呼びたい往年のオランダ・フィリップスの名録音がその美音を鮮やかにとらえています。いずれも美しさの極みで、二挺のヴァイオリンのための協奏曲では、日本を代表する国際派、豊田耕児が共演。オーボエは言わずと知れた巨人ハインツ・ホリガーという豪華版。
グリュミオーは、バッハのヴァイオリン協奏曲を3度録音していますが、その中で最も室内楽的な演奏が当盤であり、端正なグリュミオーの魅力がじっくりと味わえる名演です。グリュミオーの美質を引き立てるレパードの穏やかで鷹揚な「付け」も素晴らしい。バッハらしい厳しい重厚感は少し後退していますが、全曲通して良いのは当盤です。何といっても、ホリガーと豊田の客演が嬉しい。これだけ素晴らしい演奏でありながら、いつも再発されるのは三度目の録音ばかりなので、当盤はなおさら貴重です。
国内盤【廃盤】帯無し
盤面少しすれありますが再生問題無し
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