「四十七人の刺客」
池宮 彰一郎
発行 新潮文庫(平成8年9月 4刷)
定価 667円
◎経年によるヤケ、シミ、汚れがあります。
小口・地にシミがあります。(写真参照)
通読には支障ありません。
内容(「BOOK」データベースより)
「今宵、吉良を殺す」―それは謀略の終結を意味した。赤穂藩廃絶後、大石内蔵助は藩士の被った恥を栄光に転化する為、密かな奔走を開始する。大坂塩相場に、町人の噂話の巷に、悲運に泣く女たちの許に…。内蔵助の仕掛けた刃は討入り前にすでにして吉良・上杉一門に迫り、雪の師走十四日は審判の日となった。忠臣、浪士ではなく“刺客”と化した四十七士を気高く描く画期的作品。
「四十七人目の浪士」
池宮 彰一郎
発行 新潮文庫(平成9年9月 初版)
定価 438円
◎経年によるヤケ、シミ、汚れがあります。
通読には支障ありません。
裏側カバーの下側にキズ、わずかに破れが
あります。(写真参照)
「そちは何年何十年生き延びようと、四十七名の一人である」―。吉良上野介邸に討ち入った赤穂四十七士の中でただひとり、生き残ることを大石内蔵助に命じられた足軽・寺坂吉右衛門。ある時は遺族の相談役として東奔西走し、またある時は生命を賭して公儀へ自訴し…。複雑な思いを胸に、元禄義挙の生き証人として残りの人生を生きた男の17年間を描いた「もう一つの忠臣蔵」。
「その日の吉良上野介」
池宮 彰一郎
発行 新潮文庫(平成10年12月 初版)
定価 438円
◎経年によるヤケ、シミ、汚れがあります。
通読には支障ありません。
〈目次〉
・千里の馬
・剣士と槍仕
・その日の吉良上野介
・十三日の大石 内蔵助
・下郎奔る
浅野の刃傷沙汰から二年足らず、収賄の噂により役職を解かれた吉良は、隠居にあたって別れの茶会を準備していた。茶器を手にした吉良の脳裡に、ふとその日の光景が蘇る。天下の名器・交趾の大亀を前にした浅野のひどく思いつめた表情が……。赤穂事件最大の謎とされる刃傷の真因を巧みな心理描写で解き明かす表題作ほか、人情の機敏を濃やかに描き、鮮やかな余韻を残す五篇の忠臣蔵異聞。
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