サン=テグジュペリの宇宙―「星の王子さま」とともに消えた詩人
畑山 博
PHP新書 1997
『星の王子さま』は遺書だった!? サン=テグジュペリの一連の作品と生涯を丹念に追いながら、美しくも哀しい星物語誕生の秘密に迫る。
世界の大ベストセラー『星の王子さま』をはじめとする魅力的な作品群を残し、四十四歳の若さでこの世を去ったサン=テグジュペリ。彼の実生活における成功と挫折、思想や人間観は、どのような形で作品に現れ、その深い孤独はいかにして『星の王子さま』へと昇華されていったか。本書では、もう一人の“星空詩人”宮沢賢治との類似性を挙げながら、サン=テグジュペリの生涯と物語世界の魅力を余すことなく語り尽くす。
目次
第1章 星の眼差し―『南方郵便機』
第2章 冒険の時代―『夜間飛行』
第3章 ロマンの噴出―『人間の土地』
第4章 戦争の試練―『戦う操縦士』
第5章 ユートピアの創造―『城砦』
第6章 美しき七つの秘密―『星の王子さま』
物語空間の中へ移住してしまう
『星の王子さま』ストーリー
小惑星B1612番
王子さまの古里の大きさ
バオバブの樹の秘密
バラの花の秘密
妻コンスエロへの悲しみ
サン=テグジュペリの「星めぐりの歌」
地球船の帆柱
別れのとき
第7章 遺書としての『星の王子さま』
『星の王子さま』を愛機に乗せて
魂のサン=テグジュペリ
星空に消えた詩人 ほか
○ サン=テグジュペリの遺した言葉
「死は確かにつらく悲しい。しかし、死者たちは、この世でそれを見送る者たちが、もしほんとうに魂を賭けて「戻れ」と希うならば、きっと戻ってくる。戻ってきて、彼らが在し日よりもっと確かな在りようで、再会出来る。」
○ 著者は、もう一人の“星空詩人”宮沢賢治との類似性を挙げながら、サン=テグジュペリの生涯と物語世界の魅力を語る。(レビューより)
未読でとてもきれいですが自己保管のため「未使用に近い」で出品いたします。
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