松葉茶（乾燥）30g

te-te家は、四方1kmが無農薬地帯の、車の届かない山の中の一軒家です。 標高は600mあります。 te-te山に自生するアカマツの葉の茶です。 （葉先が尖っているので、ご注意いただかなければなりません。イタッ！！となります。） 農薬に晒されていない松の葉は、今では貴重なものになってしまっていると思いますが、te-te山は、助かっています。 （隣の自治体の議員さんが頑張って農薬の空中散布を止めて下さったおかげだと思っています。） 子供らが幼いころには、松葉の酵母を利用して、松葉サイダーを作っていました。 また、松葉の持つ効能を梅干しと合わすことを学び、松葉梅干しを作っていた時期もあります。 松葉茶も作ったことはありました。 しかし、香りはあるものの、ヤカンでグラグラしても、色は薄いし、味も薄い・・・興味の対象から外れていました。 ところが、近年、数人の方々からのご要望があり、松葉茶を作り、より味わえる淹れ方を模索してみました。 イタドリ茶やタラの皮茶と同じように、松葉茶5gを保温ポット(保温水筒）に投入し、その上から1リットルの沸騰湯を注ぎ、2時間置いてみました。 ヤカンでぐらぐらしたものより、お茶の色が、いくらか、ですが、あります。 香り、味も、爽やかでグッーです。 さらに、保温ポットの中で、そのまま24時間置いてみました。 驚きました！！！ しっかりお茶の色が出ています。香りも味も、何とも言えない深みが生じていました。 見事なハーブティーです。 松葉茶は、一気に、te-te家の定番茶の地位を獲得し、山の神さんへのお参りの方たちにも、ふるまわれるようになりました。 また、他の野草茶（よもぎ茶など）を淹れるときに、松葉を加えると、その高貴な香りゆえに、ぐんと高級感が増すことも分かりました。 アカマツの新葉（+付随する茎）を細断し、天日にさらした後、陰干しで仕上げます。 乾燥30gでの出品です。 よろしくお願いいたします。