2024年11月号 NOV.2024 VOL.223 【10月20日発行】
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「フクロウ」の餌食/セブン&アイは混乱の極み
──構造改革の加速とコンビニ事業への集中によってACT社が提案したとされる株価(約2700円)を上回ることができるのか。
だらし内閣!/ミスター無節操「石破茂」
──コアな保守層はそっぽをむき、単独過半数割れが現実味。来夏の参院選はさらに厳しく「衆参ねじれ」の悪夢がよぎる。
■■BUSINESS
宝の持ち腐れ/迷走・低迷「三井住友トラスト」
──有望分野のトップランナーを抱えているにも関わらず、真価を発揮できないのは、なぜか。
利益剰余金2639億円!/旧ジャニーズ事務所の物議かもす「決算公告」
──初めてとなる決算公告を、目立たぬように『日刊工業新聞』に掲載。その儲けっぷりは尋常でなかった!
「サカナAI」ブーム/3メガバンク「相乗り出資」の内弁慶
──注目集めるスタートアップだが、生成AIは過剰な期待のピーク期を過ぎたとの見方も。
村上ファンドが買い増し/アルミ圧延世界3位「UACJ」危うし
──親会社の古河電工からの自立は着々と進むが、旧村上ファンドの攻勢はかわせるのか。
巨額融資に政府保証/出資不足「ラピダス」の命脈
──全員様子見で資本金1千億円の調達に四苦八苦。肝心の政府は衆院解散で思考停止だ。
内乱勃発! 「レプリコンワクチン」忌避/身内に刺された「明治HD」
──巷に「レプリコン接種者お断り」の告知が続々登場。社員は「危ないワクチン」の告発本を発売。内憂外患。
創業「加藤一族」と岡三証券の行き先
──創業家の力が強いこともあり、他の競合証券や銀行との合従連衡の見込みも少なく、じり貧状態。
異物混入隠し!/株価吊り上げの「常習犯」サンバイオ
──新薬承認で審査当局が「事態は異例」と激怒。「MSワラント」を乱発。投資家に募る不信感。
黒字化した「ペイペイ」が上場を急がない理由
──「米ナスダック、ロンドン、東京のいずれか、或いは3市場同時上場を検討しているが……」と内情を明かす。