『色絵金銀菱重茶碗』は、京焼色絵陶器の大成者 野々村仁清の代表作の一つです。 ひとまわり大きな銀菱茶碗の中に金菱茶碗がすっぽりと治まるという、いわゆる入子の茶碗で内側は漆黒釉、外側には白地を残して金・赤・緑・黒で菱文と蓮弁文をめぐらした非常に斬新なデザインとなっています。
MOA美術館所蔵。
銀菱
直径:9.6cm
高さ:8.5cm
金繕い と 経年の貫入があります。
金菱
直径:8.5cm
高さ:8.0cm
経年の 貫入 があります。
60年以上前に親族が購入し、そのまま未使用で 保管していたものです。
箱はありません。
底に「世界救世教所蔵重茶(碗)写」の文字が入っています。所蔵が世界救世教となっているのは、当時 まだMOA美術館がなかった為です。
光の反射や強弱、その他の加減で お色味にわずかな違いが出て、写真画像と実物に若干の違いがある場合があります。
長期保管の為、細かいキズ等があるかもしれません。その節は何卒ご容赦の程お願いいたします。
素人の採寸の為、多少の誤差についてはご了承ください。
当方に連絡なしでの「残念」の悪評価はお断りします。「残念」であれば、取引終了の評価はせずに、まずはコメント欄にて「残念の内容」をメッセージでお送りください。誠意をもって対応いたします。