「ベスティ・デア・フライハイト~解き放たれし野獣~」
ヘマトム
完全生産限定スペシャル・プライス盤
定価: ¥ 1800
帯付き。背表紙に日焼けがありますので、神経質な方は購入をご遠慮下さい。
#ヘマトム #ヘヴィメタル #ヘヴィ・メタル #インダストリアル #hamatom #heavymetal #industrial
2004年にドイツ南部のフランコニアで結成されたHamatomは、国内で高い人気を誇るヘヴィ・メタル・バンドである。メンバーはNord(北)、Sued(南)、West(西)、Ost(東)の4人。ヴォーカリストのNordは顔を白くペイントしており、他のメンバーは各々凝ったマスクを被って演奏している。
彼らが音楽スタイルを形成する上で大きな影響を受けているのは、ドイツ国内で起きた音楽ムーヴメントである“ノイエ・ドイチェ・ヘァテ (Neue Deutsche Harte/以下NDH)“である。
ドイツ産ロックミュージックの一種の概念であるNDHは、その音楽スタイルこそ様々あるのだが、歌詞がほぼドイツ語であることや、低音で巻き舌の“r"発音をあえて強調する歌唱などが特徴として挙げられる。NDHの先駆者、ウームフ!(OOMPH!)の1994年のアルバム『Sperm』で、当時のセパルトゥラ、プロング、パンテラといったバンドからの影響をダイレクトに受け、ドイツ流にインダストリアル・メタルを解釈した。この現象は、元々テクノ・ミュージックが盛んであったドイツでは自然な流れとして捉えられている。そして、1995年には日本でも有名なラムシュタイン(RAMMSTEIN)がデビュー・アルバム『Herzeleid』を発表。NDHはここから進化、発展していった。よってHamatomの音楽はエレクトロの要素が盛り込まれている。
そんなHamatomが本作『Bestie der Freiheit』で遂に日本でデビューする。モダンなセンスに裏打ちされたソングライティング、突出したメロディの良さで1枚通して魅せていく充実作。デジタリックなフレイヴァーが随所で光っている。プロデュースはGrave DiggerやDie Toten Hosenなど、ドイツの様々なロック・バンドを多く手掛けているVincent Sorgが担当している。