新装版 英語音声学入門 CD付
最新の音声学の成果を取り入れ、近年のアメリカ英語の変化も押さえる。さらに図解や日本語との比較も駆使し、実践的な発音のポイントをわかりやすく提示。練習問題も充実させ、本体にCDを付して装いも新たに、いっそう授業で使いやすい形体とした。
本書はちまたにあふれる発音本とは一線を画する、専門の経歴をもつ著者によって体系的に理論立てられた本格的に勉強する人向けの書物になります。
竹林 滋 1948年東京外国語学校英米科卒業、1953年東京大学英文科卒業、1958年同大学文学部大学院(旧制)を満期修了。日本の英語学者。英語音声学が専門。東京外国語大学名誉教授。
まえがき
音声記号表
I.現代英語の標準発音
1.英語のひろがり
2.標準米国発音
3.標準英国発音
II.音声器官と音の分類
III.母音
1.母音の分類
2.英語の母音
a.強母音と弱母音/b.短母音/c.長母音/d.二重母音/e.三重母音/f.弱母音/g.半弱母音
IV.子音
1.子音の分類
2.英語の子音
a.閉鎖音/b.摩擦音/c.破擦音/d.鼻音/e.側面音/f.半母音
V.音の連続
1.音節
2.子音の結合
3.音節主音的子音を含む子音結合
4.語中の子音連続
5.語間の音連続
6.音の脱落
7.同化
VI.アクセント
1.アクセント
a.語アクセント/b.複合語アクセント/c.句アクセント/d.文アクセント
2.強形と弱形
3.リズム
VII.イントネーション
1.イントネーションの機能
2.イントネーションの構造
a.音調群/b.音調群の内部構成/c.核音調の種類
3.各音調の用法
a.下降調の用法/b.上昇調の用法/c.下降上昇調の用法
4.特殊なイントネーション
a.核が音調群の最後の内容語ではない例/b.付加疑問文の音調
VIII.音素
XI.綴り字と発音
1.子音字の規則的な発音
2.母音字の規則的な発音
3.二重母音字の発音
4./j/の脱落
5.硬音のc,g と軟音のc,g
6.母音字+r の発音
7.w の後の変化
8.重子音字の発音
9.活用形の発音
10.弱音節の母音字の発音
11.弱音節の子音字の発音
12.母音字の注意すべき発音
13.子音字の注意すべき発音
参考図書
索引
よろしくお願いいたします。