●江戸・明治一枚刷・一枚物●複製浮世絵「教訓親の目鑑:正直者」
【判型】一枚刷(一枚物)。縦321粍×横221粍。
【作者】喜多川歌麿画。
【年代等】江戸後期(享和2年頃)板の複刻木版画。
【備考】分類「一枚刷・一枚物」。「教訓親の目鑑」は、歌麿の晩年享和の頃の作で、十枚の揃物。表現も着想も生き生きとして秀でている(駿河画廊HP参照)。/「正直者」は、何かの願い事のためか、それとも愛する男との約束を誓うためか、一人の娘が一生懸命右手首にこよりを巻き結ぼうとしている。正直者と題された教訓の文章には、「神や仏への信心もよいが、日常の細々としたことで頼ったり、占ったり、行き過ぎてはいけない」との戒めが記されている。この頃から日常、占いやおまじないに没頭する女性が少なくなかったことが想像できる。歌麿の巧みな描写は乙女の純真な心を映し出すかのようである(東京富士美術館HP参照)。
【備考】分類「一枚刷・一枚物」。
★状態概ね良好。
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