バッハ
ピアノ作品集 2枚組
disc 1
①イタリア協奏曲 BWV 971
②インヴェンション BWV772a ~ BWV 786
③イギリス組曲第2番 BWV 807
④平均律クラヴィーア曲集第1巻
プレリュードとフーガ BWV 846、847、850、851、859、862
disc 2
⑤半音階的幻想曲とフーガ 二短調 BWV 903
⑥フランス組曲第5番 BWV 816
⑦パルティータ第4番 BWV 828
⑧平均律クラヴィーア曲集第2巻
プレリュードとフーガ BWV 870、872、876、881、893
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
録音:1982~1991年
シフのバッハは現代の聴衆にもっともフィットする。バッハ音楽の本質を巧みに捉えつつ、バッハと独自に対峙しながら、作曲者の意図した音楽に迫ります。よく磨かれ、粒が見事に揃い、鋭さ、力強さ、しなやかさ、暖かさを併せ持ったピアノの音色がシフのバッハ解釈を我々に伝えます。ピアノで聴くバッハは、もちろんグールドの演奏が指標になりますが「ピアノの音の美しさ」を求めるならシフ盤が急浮上してきます。気持ちの良いテンポも特筆もの。決してイン・テンポでも、ザッハリッヒな表現でもなく、適度な伸び縮みがあり、音楽が自由に呼吸している、こんなに生き生きとした気持ちの良いバッハはそう聴けるものではない。
ピアノ学習者にはお馴染みの《インヴェンション》、鍵盤楽曲の旧約聖書と呼ばれる平均律、情熱とファンタジーに溢れた《半音階的幻想曲とフーガ》、イギリス組曲、フランス組曲、パルティータの代表曲など、バッハの名作をたっぷり158分、ハンガリー出身の名匠シフが知的かつロマンティックに奏でます。今やピアノ界の第一人者たるシフですが、活動を始めた当初はバッハ弾きとして評価を得ました。本作はその才気を反映した名盤です。
何をおいても、この演奏の特徴は、その美しさです。けっして技巧を際立たせることはなく、作品に対して常に知的なアプローチを行い、作品の特性や構成を綿密に研究したところから成り立っている。右手と左手による音の造詣のバランスの良さを極め、しっかりとした和声表現の巧みさを聴き手へと伝達する。
輸入盤【廃盤】盤面傷無し 19
美品です
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