収録曲
①エネスコ( 1881 ~ 1955 ):
八重奏曲 ハ長調 作品 7
②リヒャルト・シュトラウス
( 1864 ~ 1949 ):「カプリッチョ」
よりの六重奏曲 作品 85
③ドミートリー・ショスタコーヴィチ
( 1906 ~ 1975 ):弦楽八重奏のため
の2つの小品 作品 11
アカデミー室内アンサンブル
録音:1992 年
CHANDOS:CHAN 9131
エネスコ(ク)に、どのようなイメージを持っていますか❓ ルーマニアの作曲家❓ ヴァイオリンの大家❓ メニューインの恩師❓ リパッティの名付け親❓
「あこがれと夢想の詩人」と称されたジョルジェ・エネスコは、フランスの音楽評論家アントワーヌ・ゴレアに「20世紀で最も不当に評価された作曲家」と、喜ばしくない肩書きを付けられました。
それを裏付けるかのように、エネスコはパリのホテルで孤独な死を迎えています。しかも生活を維持するために、ヴァイオリンを弟子のメニューインの仲介で売却したそうです。
エネスコとメニューインが共演したJ.S.バッハのヴァイオリン協奏曲の録音が残っていますが、「二人の心の通った共演は人間的にも芸術的にも貴重なドキュメント(藁科雅美氏)」ですね。
エネスコが最も愛した弟子はメニューインだったそうですが、後継者としてイヴリー・ギトリスの面倒をみることを望んでいたそうです(ほんの少ししか時間をあてることができなかった)。
先頃、ローラ・ボベスコ(ク)の CD を出品しました(フランク、ルクー、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ)が、彼女も素晴らしい弟子の1人です。
盤面に、少し傷があります。
傷の捉え方には、個人差があることをご理解願います。
出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます
自宅で長期保管していた物です。
神経質な方は、購入を控えてください。
#アカデミー室内アンサンブル