オブジェクトVRを作成するためのターンテーブルです。
オブジェクトVRというのは次のような表現方法で、PCやスマートフォンのWebブラウザで見ることができます。
http://www.11moon.com/m200/turn_table/instructions/sample_movie_1/VR_photo.html
画面内をドラッグ（スワイプ）するとオブジェクトを回転させられます。
また、マウスホイールを回転（ピンチ）するとオブジェクトをズームできます。
また、画面内をダブルクリックするとフルスクリーンになります。
オブジェクトVRの実体は多数の写真が集まったもので、上のサンプルでは72枚の画像を使っています。
作成自体は簡単なのですが、何しろ多数の写真を撮影するのが大変で、撮影作業を効率化するためにこのターンテーブルを作りました。
このターンテーブルはマイコンで制御されていて、撮影枚数や回転速度、停止時間をいろいろ変更できます。
また、ターンテーブルが赤外線リモコンになっていて、カメラのシャッターを自動的に切っていくので、撮影は完全に自動です。
その後PCで行う処理もほぼ全自動なので、上のサンプルを5〜10分程度で作成できます。
オブジェクトVRを作るための作業の流れについては以下のページを参照してください。
http://www.11moon.com/m200/turn_table/instructions/index.html
ターンテーブルのボディーは3Dプリンターで作っています。
1. オブジェクトVRを作成するには、赤外線でシャッターを切れるデジタルカメラが必要です。
一眼レフやミラーレスである必要はなく、コンパクトカメラで十分です。
現在はキャノンのカメラにしか対応していませんが、要望があれば他社のカメラにも対応できます。
2. オブジェクトVRを作成するには、デジタルカメラで撮影した画像の名前を変えたり、切ったり、リサイズするためのPCとソフトウエアが必要です。
MacでもWindowsでもできます。
スマートフォンだけでやりたいという要望もありますが、できたとしてもひどく効率が悪いのでお勧めできません。
画像処理ソフトは無料のもので構いませんが、枚数が多いのでPhotoshopのようにバッチ処理ができた方が楽です。
MacだとAutomatorでもできます。
また、AfterEffects等の映像編集ソフトやCINEMA 4Dのような3Dソフトでもできます。
オブジェクトVRに変換するためのソフト（Object2VR）は約9000円です。
ただし、テンプレートの画像を差し替えるだけなら不要です。
3. オブジェクトVRを公開するには、一般的なWebサーバーが必要です。
昔はDropbox等のサービスでも動いていたのですが、現在は動かないようです。
小さなWebサーバー（Xdomain等）は無料で借りられます。
4. 部品の一部を中国から取り寄せているため、在庫が切れた場合は製作に20日程度かかります。
5. 梱包と発送について
作品は全て丈夫なモノなので、ダンボール箱に入れて定形外郵便で送ります。もし郵送中に壊れた場合は代替品をお送りします。
6. 作品の保証について
作品は全て丈夫なモノなので、通常に使用していて一年以内に壊れた場合は無償で修理します。ただし、送料はご負担ください。
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