国産の欅の良木を厳選し、長時間の乾燥の後に轆轤挽きにて仕上げた貴重な共木茶筒です。
従来の茶筒は蓋と本体部分は別の材料にて仕上げる事によりコストダウンを図りますが、この商品は蓋と本体を1本の欅の原木より削りだした上等な茶筒です。
木地師は山中塗りの伝統工芸士久津見龍也氏、精巧な手挽きによる蓋と本体の合口加減は絶妙の仕上がりとなります。
※お使いになられる地域により乾燥が進むと合口が堅くなる場合がありますので、不安な方は事前にご相談下さい。納品までに合い口を調整する事が可能です。
赤摺・黒摺・茶摺よりお選び下さい。
天然木(欅)共木・漆塗 化粧箱入/日本製
サイズ Φ8.0×12.3センチ 内容量 約100グラム
<山中木製漆器の特色>
白木地を鉋と呼ばれる特殊な刃物で回転させながらくりぬく轆轤挽きに優れ、主に椀銘々皿、茶托などの丸物の製造を得意とします。特に棗などの茶道具の木地は全国の8割から9割を山中で挽いています。
山中の挽物を特徴づけている筋挽きは木地に鉋で挽目を施し、一種の意匠とするもので、糸目筋、ろくろ筋、びり筋、平みぞ筋、稲穂筋、柄筋など約五十種類あります。豊富な木地の材料に恵まれた山中塗は欅、桜、栃などの材料を大小様々な器物に用いて用途に応じて下地〜塗〜蒔絵の行程へと進み、美しい色つやの漆器が完成致します。
当然、ほとんどの制作行程が手作りな為、原木の乾燥から完成までに要する時間は長いもので1年以上かかります。
茶筒の合口のスムーズさが分かる動画は下記から御覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=wNnbkUVIzY8
天然素材を使用の為、木目・色目等が写真のサンプルと異なる場合があります。
すべて手作りの商品の為、サイズ・内容量などに微細な誤差がある場合があります。
食器洗浄器・電子レンジ等で使用は出来ません。
商品は全て修理・メンテナンスが可能です。お電話 E−mail などでお気軽にご相談下さい。