2020年、8月31日に出版
✨井の頭自然文化園の資料館・絵本コーナーに、置かせていただくことができました！
また、母校・武蔵野美術大学の図書館にも2冊献本させていただきました。
※「内容紹介」
戦後、はじめて日本に来たゾウはな子は、貧しく娯楽の少ない子供たちを励ますため、タイの王さまから日本に贈られました。そのはな子の一生を、心和む色彩銅版画やパステル,水彩などを駆使して描き、実話に添って絵本を作りました。
2009年春、井の頭自然文化園のゾウはな子と出会い、その日偶然に、はな子の笑顔を見ました。「ゾウも笑うのか！人間と同じような感性を持っているのかも」衝撃を受け、はな子からインスピレーションを授かり、はな子を銅版画で表し始めました。
老ゾウのいぶし銀のような存在感に強烈に魅せられ、2016年はな子が星になるまで7年間も銅版画ではな子を制作し続けました。
その後、はな子の生涯を描いた物語画集を作ることを思い立ち、3年かけて完成。制作の途中、はな子を直接飼育していた飼育員さんへの取材から得た貴重な話も内容に添えました。
後半には、代表作である大型銅版画作品の紹介も・・・。
長年ゾウの仲間がいない環境で過ごしたゾウはな子に哀悼の意と敬意と感謝をこめて贈りたいと思います。
本の紹介動画↓
https://www.instagram.com/tv/CE1HR78BPKL/?igshid=apwzx41ih4lv
〔もくじ〕
戦後はじめて日本に来たゾウ→上野動物園に着いた→移動動物園→インディラの綱引き大会→ひな祭りのお祝い→井の頭自然文化園にお引越し→2度の死亡事故を起こす。殺人ゾウと呼ばれ→鎖から解放された→空堀（モート）に落ちた→新ゾウ舎に大移動→便秘でピンチ→試行錯誤のすえに、生み出されたはな子ダンゴ→悲しい心に寄り添って→別れの季節→直接飼育と間接飼育（準間接飼育）とのはざまで→山川清蔵さんの教え→おやつをやろう→飼育係さんとのふれあい→ゾウは水浴びが大好き→敬意をもって接する→再び、準間接飼育へ→ゾウ舎を訪れる人たち→食べ物の好みが変わった→68歳おめでとう！→室温と湿度を管理する→国際的な署名活動へ→運動場に出なくなった→はな子は星になった→はな子さんへ→おわりに→大型細密銅版画より→作品リスト
２１×２１㎝ 厚み5ミリ
ソフトカバー
48ページ
作者サイン入り
２４２０円（税込み）
送料無料
翻譯
