練り上げ中鉢「蘭花爛漫」(地色が薄緑)

瀬戸半磁器の粘土を、練上用顔料で着色し組合わせて模様を作リ、それを金太郎飴のように伸して切り分け、それをまた組み合わせて模様を作り上げていく「練り上げ」の技法による作品です。 顔料で絵を描く作業は一切やっておらず、模様は裏側まで繋がっています。 この大きさの作品は、「笠間陶芸美術館」で開催された「アマチュア陶芸大賞　かさま20・・」に出品する為の作品で、大きさに制限があり、規定範囲内の大きさの作品になります。宅配便で一人2作品まで出品できました。 2006年に「麦畑」で「キリンビール賞」に選ばれてから、毎回出品して入選していましたが、その頃作られた作品は、入選した作品も含めて今は残り少なくなっています。 展覧会用の作品は、その時その時の一番良い作品作りを目指したもので、売ることを前提としたものとは、やはりちょっと違う価値観が生まれます。二度と同じようなものは作らないでしょう。

この商品は、ヤマト便で発送します。