😉特徴 ⇒⇒ 楢ノ木の”こぶ”で非常に貴重なもの ⇒⇒ 自然が作り出したものなのに、【かえる型宇宙人】のよう ⇒⇒ ”こぶ”の年輪が二つ目のように見える ⇒⇒ ひょうきんで、ちょっと間抜けなお人良しの顔に癒される ⇒⇒ 楢ノ木の”こぶ”なので硬くて丈夫。長い期間ご愛用頂ければ、趣のある風合いが醸し出されます。
「楢ノ木」の”こぶ”の貴重性について一言
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なぜ、楢ノ木の”こぶ”が珍しく貴重なのか、一言述べさせていただきたいと思います。まず、楢ノ木の”こぶ”を採集するのは大変な苦労や危険を伴うということです。
😉一つには、楢ノ木の林を見つけに、山奥の非常に起伏の激しい所や、急斜面で滑り落ちそうなを所を這いつくばって、息を切らせて”こぶ”を探し求めなければなりません。
😉二つには、”こぶ”が見つかって1本の木に複数ついているときもあるし、1個ぐらいしか付いてない時もあります。さらに採取現地では”こぶの良し悪しは確認できず、家に持ち帰り皮をむいて確認します。その結果ほとんどの”こぶ”が作品として使用に耐えるものではありません。大きなものであれば、削ったりして加工し作品にできますが、小さなものは処分するしかありません。
😉三つには、クマやイノシシなどの野生動物の出没の危険も感じながらの採集となります。当然クマ除けの必需品である鈴を持ち歩いています。幸いにまだクマに遭遇したことはありませんが、そのうちそんなことがあるかもしれません。
😉四つには、冬場の採取なので天候に恵まれるばかりとは限りません。家を出たときは風が少し強く吹いているくらいですが、目的地の標高の高い所に行くと吹雪で前が見えないくらいで、その場所での採取は断念せざるを得ません。しかたなく少し標高の低い目的地に変更して採取しますが、やはり冷たい雪交じりの強風が吹く中での採取となります。2時間も歩いているうちには手足は寒さでしびれるほどです。そんな中でも”こぶ”が見つかると嬉しいもので寒さも忘れるほどです。
以上のようなことから貴重性がお分かりいただけると思います。
しかし、楽しみもあります。
😉”こぶ”採取の楽しみは、もちろん”こぶ”を見つけたときは大変感激しますが、そのほかにも”こぶ”を2、3時間捜し歩いた後の昼食も楽しみの一つです。青空の元すがすがしい気分で、落ち葉の上に座りながら、コンビニで買った「おむすび」と「パン」を食べお茶を飲むのが人知れず至福の時です。
作品づくりについて一言
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採集した”こぶ”は圧力鍋で1時間ほど煮て、皮を柔らかくして「L」字の金属棒で皮をむきます。皮を剥いたらその後1月ほどしっかりと干して乾かします。
作品の製作工程は、大まかに2種類あり・・・
①ほとんど手を加えずに作品として完成させる場合(艶出しなどはおこなう・凹凸の修正などはする)
②大きすぎたり、形が悪くて、そのまま作品として使用できないものは、ベルトディスクサンダーで少しカーブを付けたり、形を整えるなど粗削りをし、その後ペンサンダーで丁寧に削って付加価値を付けます。まず#180の番のサンドペーパー削り、さらに#240番・#400番・#600番・#800番と続き、ペースト状のコンパウンドで仕上げます。最後は、天然みつろうクリームで艶を出します。
😃😃😃【【かえる型宇宙人】】は、足の部分を若干修正しました。
😊お手入れ方法
◎ 普段は乾拭きで十分です。
◎ 天然木ですので水分は早めに拭き取って下さい。
◎ 楢ノ木の”コブ”で硬くて丈夫ですが、強い衝撃は与えないでください。
永くご愛用いただくほどに、天然の木が持つ本来の味わいや風合いが出てきます。