https://www.youtube.com/watch?v=GyEhUYqOlKI
動画もございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、公式ホームページもご覧ください。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮してもユーザにメリットが多いので、伝統を大切にした磨きの製法を採用しております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
デザインした作品の種類も1つの工房が持つ作品数としてかなり多いです。
スパークリングワインなどの白ワイン用のフルートシャンパングラスを作っている工房は希少ですので、ご検討頂けると幸いです。
製品説明
個人的に取り組みたいダークな世界観のある作品としてデザイン設計を始めました。
ワイングラスの方で「群衆の目(ぐんしゅうのめ)」というデザインを作っていたのですが、そのデザインより上位のデザインで、フルートシャンパングラスの形状を生かしたデザインを作ろうと考えました。
群衆の目の時点でデザインが完成されていて、何かを入れ込むような余地は無いという感じでした。
衆人環視の目の初期構想の絵を書いて実際にうまくいくかわかりませんでしたが、カットしてみるとかなり綺麗に仕上がりました。
特に上から見た時の美しさがあると思います。
美しいだけでなく、おどろおどろしさも増しているように感じます。
作品のテーマに沿った良い仕上がりになりました。
名前は「出る杭を打つ衆人環視の目」あるいは「正義という名の衆人環視の目」かで悩みましたが、何の目になるかは見た人に任せようということで、「衆人環視の目」という名前にしました。
目の部分は消し加工で擦りガラス状にしています。
精気の無い冷ややかな目を意識した調整です。
フルートシャンパングラスの形状を生かしたカットをしており、直感的、アート的なデザインになっております。
美術品という観点でみても面白いかと思います。
自分用、贈り物、祝い事、インスタ映え、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂ければ幸いです。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html