1.なぜ家なのだろう
チベットのラサの風景やポツンと一軒家の物語が好きです。
人それぞれの生き様が現れる暮らしが面白いと思います。家とその周りにはその人の暮らしの工夫が集まっていて、どんな生活があって、どのように工夫を凝らして来たのか考えるとワクワクします。家の作り、周辺にある道具、敷地内の造形、各所の飾りなど暮らしを彩るものを見ていると、「やってみたいなあ」と思い立てられます。
ショーやエンターテインメントで劇的なものに毎日触れているけれど、一人ひとりの暮らしを掘り下げると自分が無意識に選ばなかった"道"があって刺激的に感じるのかもしれません。
かかあかかかかかあるかかかはさかさかはささかかさ
2.作ること
作品の原型は好きな作品です。奧澤華さんの小さな家やSaad Qureshiさんのミニチュアな世界が今回の作品づくりの元になっています。
作り方で楽しんだ所はツギハギです。一旦イメージを形にした後に、くっつけたり、直したり、補強したりと最初のイメージをより良くするのを大切にしました。
手作りによるオブジェです。おもちゃのような強度はありません。飾ってお楽しみください。