ある方のご要望で、岡崎おうはんという鶏を作りました。
今回も、自立させるという課題がまずは気になりました。
彫刻を創っていただけに、大きな最低限の課題をクリアーすることが求められている事が明らかです。
それも二本足です。以前のニワトリでは、身体から脚の部分を短くする事で、どうにか解消出来ましたが、今回の種類は全くそのような事なく、どちらかと云うと脚の部分が長く丸っこい体がその上に乗っかったスタイルをしています。
地に着く足の部分を大きく広げることで、安定感を出すしかない事が理解できます。
指一本一本が大切になりますので、そこに大きめの針金をしっかり入れ踏み締める事が大切でした。
以前の経験を活かし、創ってみました。
ほぼ体全体同じ模様ですが、羽と胸、尻尾の部分だけでも艶のある大柄の長毛の生地を使い、この鶏の美しさを表現しようと思いました。
いつものように、錆がこないアルミの針金を２ミリと１、2ミリをうまく使い分けました。
どうにか、堂々としたニワトリの登場です。
サイズは、高さ45X幅33X奥行き38センチ、重さ781グラムです。
ご希望でしたら、秘密のポケットを忍ばせることも出来ます。
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