1892年ウェッジウッドのブルーフローのシノワズリー。
同窯の特徴である、アイボリーがかった地色に、古色めいた絵柄で時代を映した見事なシノワズリです。
また、ストーンウエアなので、重厚感もありますね。
印判印刷が未熟でコバルトが流れ滲んでしまった、ごく短い黎明期の陶器。これをブルーフローと言います。
ブルーフローが作られた年代は非常に限られていて、陶器に印刷する技術が盛んになるまえの、だいたい19世紀末です。
偶然の産物ですが、沁みるように美しいのが特徴です。
まず、縁取りが美しくデコレーションされていて、欠けがありません。
薔薇の花のモチーフも美しいデザインです。
西洋的な薔薇園から東洋の恋人たちの姿を覗く趣向。
購入はニュージーランドのアンティークショップです。
サイズ 直径22㎝、高さ5cm の深皿。肉じゃがにピッタリ。
Wedgwood
ウェッジウッド(Wedgwood)は「英国陶工の父」と呼ばれるジョサイア・ウェッジウッドにより1759年に創立された洋食器ブランドです。イギリス王室をはじめ各国の王侯貴族たちに愛用されたことで名声を確実なものとし、現代においてもその気高く美しい上質な製品は世界中の人々を魅了し続けています。
1892年は、明治25年。Wikiを読むと面白い時代。
商品は、破損の場合30万円まで保障のついている、ゆうパックでお届けします。
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