1 / 15

Please read the item description carefully as the item photos may not match the actual product. View original page

Translate

紅鬱金と漆黒地の片身替わりを婆沙羅に着こなす男前な和着

Price

¥ 18,000

( ≈ -- )
Japan Domestic Shipping
¥0
Shipping Estimate
Within 3 days (Reference Only)
Size
丈 76㎝ × 裄(背縫いから袖先まで)68㎝
Seller
お仕立て処 甚佐
More
Rating
2
着物や帯を仕立てるときの手法に、切嵌(きりばめ)とか、裂取り(きれどり)と呼ばれる面白い仕立て方があります。 布を接ぎ合わせるパッチワーク、あるいはアップリケのように生地に載せて縫ったりして、それぞれの生地の文様が引き立てあうことを目論んでいるのです。 婆沙羅と呼ばれる室町末期の、人目を惹きつけたい若者たちが考え出したらしいのですが、現代まで引き継がれているということは、趣味人の心を捉えた着物の一つのありようであったことはいうまでもありません。 中国から渡来した貴重な金襴(きんらん)や緞子(どんす)といった織物を名物裂(めいぶつぎれ)と呼んで、掛物の表装にしたり、茶入れの袋にしたのも室町時代から桃山時代。 小裂(こぎれ)を接ぎ合わせて独特な一枚を作り上げる、それは研ぎ澄まされた趣味性の表れでもあり、もったいない精神でもありますから、いつの世にも尊ばれたのです。 どうぞ、かっこいい若者を気取って、お部屋の中を闊歩していただきたいと存じます。 お洗濯について。 それぞれの生地のクリーニングは済ませて仕立てましたが、二つの生地の織り方が異なっておりますので、おうちでの洗濯より、プロの手にお任せになることをお勧めいたします。着物の取り扱いに詳しいクリーニング屋さんとご相談くださって、長くお召しいただけますよう。
Translate