「京焼・清水焼」の伝統の陶芸技法を駆使して創った「珈悦ⓇCandy」は、「週一回の焙煎で、香り高い珈琲を、お二人が一日一杯、一週間飲んで頂ける」事をコンセプトに、家庭用として開発いたしました。
カセットコンロなどを使い、極々弱い火力で、お手軽にコーヒーの焙煎をして頂けます。
一回、約200グラムのコーヒー生豆を焙煎出来ます。(焙煎後は水分が抜けて約160グラムほどになります。)
コーヒーの焙煎の仕方
① 温度計を見ながら、1分間に10℃の温度上昇を目安に火力調整。
② 200℃位になると、コーヒー豆がパチンと弾けて、一ハゼが始まります。
③ 一ハゼを目安にタイマーで時間を計り始め、1分から2分で火を消し、余熱を利用して焙煎を続けます。
④ 一ハゼの音がしばらく続き、その後、ピチピチと言う高い音が聞こえ出すと二ハゼの始まりです。
⑤ この後は、スプーンを差し込んで豆を少し取り出し、焙煎の進み具合を確かめながら、好みの色合いになったら、ザルに移し冷まして出来上がりです。
使い方のユーチューブ &
珈悦Candyを使用されているお店の紹介など
https://akatsuki.sumiyama.kyoto/candy/
仕様
直径 約 165㎜ 長辺 約 260㎜
台座 高さ 約 95㎜ 縦横 約 205㎜×215㎜
本体 約 1,600グラム
木製ハンドル、温度計付き
(ハンドルは、天然の堅く美しい木材を使って木工家が手作りしています。)
コーヒーの生豆は、ネット通販で、1キロあたり1,500円前後で購入できます。
1キロ焙煎すると約800グラム(80杯分)のコーヒー豆ができあがりますので、経済的もお安く、香り高いコーヒーを飲むことが出来ます。
コーヒー以外に、アーモンドやカシューナッツ、大豆などもローストすることが出来ます。
「珈悦 こうえつ」は登録商標です。
デザインは日本陶器磁器意匠センターに意匠保護申請登録済みです。
ご希望の色に彩色してから焼き上げるため、彩色をしていない素焼きの状態で在庫を置く様にしています。
彩色して焼き上がっている在庫もございますが、ご希望の色の在庫が無い場合、ご注文後に彩色して焼成しますので、発送までに日数が掛かります。
「珈悦」のシリーズを焼くとき、筒状の台で受けて窯に入れています。細い首の部分に重量が掛かかると変形するため、受ける筒に耐熱素材を丸く切り抜いて数カ所置いて浮かせています。(目焼と言います。)
絵具によっては、痕跡が残りますが製作上必要な工程ですのでご理解下さい。
粘土は窯の中で高温になると化学反応を起こし、柔らかくなり、陶器(焼物)に変化します。柔らかくなった時、球の部分の重量で首が曲がるのを避けるため、この方法で焼いています。