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RADO ラドー 1960年代 スイス製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

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¥ 8,000

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ソレント
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9
カットガラスが美しいラドーの手巻き時計です。 本来はとなりに掲載しているラドーと同等か、 むしろ少し年代が古いぶん値の張る品なのですが、 ご覧のとおりコンディションが上々とはいえません。 とくにカットガラスの右隅に欠けが見られます。 少なくとも肌をカットするようなことがないよう、 グラインダーで表面を磨き、なめらかには仕上げたのですが、 欠けている部分を完全に修復できたわけではありません。 平面的なプラ風防に交換するという選択肢もあったのですが、 往年のカットガラスは現代の技術ではとうてい再現不可能な工芸品で、 うち捨てるにはあまりにも惜しいとの判断を下しました。 ホワイトゴールドかパラジウムのメッキを施されたボディも、 小傷や浮き錆が目立ちます。 これをあえて仕入れて、 できるかぎりのメインテナンスを施した理由は、 この時計を「保護」したいと思ったからでした。 古物のマーケットで見つけたときは、 埃まみれの状態で、まるで遺棄された仔猫のように 段ボール箱の片隅に放置されていました。 たとえそれが大昔の代物で、 外国人(スイスの職人)のつくった品であろうとも、 先人が手塩にかけて産みだした工芸品をこんな目に遭わせてはいけない。 強くそんなふうに感じました。 幸いムーヴメント(中の機械)はすこぶる好調です。 オイリング(注油)とタイミング(精度調整)を済ませ、 とても正確に駆動しています。 シルバー色の小さな時計の場合、 傷が遠目にはさほど目立たない向きもあります。 そんな経緯ですから「採算」は考えていません。 本来はとてもよい品です。 よきパートナーとして、長く仕えてくれるはずです。 1970年代 スイス製 文字盤サイズ:縦約9mm 横約12mm 縦:約22mm (ラグを含む) 横:約18mm(リューズを含む) 厚さ:約8mm 重さ:約13g(革ベルト•尾錠を含む) 時計本体(ケース):メッキ 裏蓋:ステンレススティール 注油・精度調整済み 日差:±30秒程度 取説等の付属品はありません ※数十年前に製造された骨董品(アンティーク)です。  新品のようにまっさらで無傷な品ではありません。  性能も現代の製品には劣ります。  返品・返金は受けつけておりませんので、 「購入時の注意点」を熟読のうえ、慎重にご検討くださいませ。  •———•———•———•———• *私たちがヴィンテージ時計をおすすめする理由* 懐中時計の時代から小型化や複雑化などめざましい発展を遂げてきた機械時計*。 クオーツ時計**の登場(1969年)により、その様相は一変します。 (* **機械時計とクオーツ時計の違いについては『購入時の注意点』をご参照ください。) それまで職人が時間と労力を費やすことで獲得してきた「精度」が、 テクノロジーの力でいとも簡単に実現してしまう時代が到来したためです。 手づくりの精密機械から、大量生産の電化製品へーー。 それは時計の定義や概念さえも覆る大転換期でした。 ここ数年は高級品を中心に機械時計への回帰が見られますが、 メカの設計自体がだいぶ簡素化したため、復活や復権とは声高に言えない面があります。 かつて手作業が担っていたプロセスを、プログラミングされた工作機が代替する場面も多く、 その違いはほぼ「別もの」といえるほど。 強度と使い勝手はやや増したものの、手工芸品としての価値は下がってしまいました。 中世の昔から積みあげた知恵と匠みの結晶である、かつての機械時計。 またその「王位」を継承するために、あらゆる技術を投入して練りあげられた、初期のクオーツ時計。 私どもがお勧めしたいのは、そんなふたつのタイプの時計たちです。
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