小さな礼装の猫さんです。
授賞式などの式典や、婚礼などで、こういう装いをしています。
着物は紋付き袴。
羽織の黒は、墨汁のような暖かみのある黒になるよう、調節してます。
羽織には、【家紋】が付き物。
猫の肉球が【梅の花】に例えられるので、シンプルな梅の花を描いてます。
袴は、昔から礼装とされている【馬乗り袴】という、股の辺りに仕切りがあるタイプ。
(ちなみに、股の仕切りのない、プリーツスカート状態のものは、【行灯袴】だそうです)
【馬乗り袴】は、ゆったりしたワイドパンツみたいな感じの物で、プリーツ(折り)の方向は、馬乗り袴と同じ方向を向いてます。
さらに、グレーの地色に、羽織と同じ墨汁色で、とても細かい縞柄を描きました。
わかりにくいのですが、草履も第一礼装の畳表の草履に白無地の鼻緒をイメージして着色しました。
形はシンプルですが、細部にこだわった、手の込んだ作品になってます。
【日本舞踊・結婚式など 黒引き振り袖猫さん(松と鶴)】とセットにすると、結婚式のウェルカムドールっぽくなります。
(๑•᎑•๑)♬*゜
【サイズ】高さ:9㎝、幅:6.5㎝、奥行き:3.5㎝
【材料】石粉粘土、芯材(アルミホイル、針金)、アクリル絵の具、ニス(つやあり、つや消し)
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