いい感じのカタチをしたケヤキの一枚板で作ったローテーブルです。
材木屋さんの奥でかなり長い間眠っていた素材。
自然乾燥が進んで硬度が増したようで、今までで最高クラスの品質でした。
もちろん、品質が良くない素材を長く乾燥させても品質そのものは良くなりません。むしろ端からどんどん風化していって土に還ります。
よくある一枚板テーブルは樹皮部分が人為的に深く削られています。風化した部分や虫の穴は見た目が悪い、と判断され除去しちゃうからです。
欅は特に辺材が弱いので、辺材部分を全て削り取り、心材だけにした一枚板が多いです。本作で言えば、白い部分が無い、さらにはオレンジの部分で樹皮のラインを無理やり人が作っている、という感じですね。
本作の樹皮部分も360°グルッと風化してしまっていますが上記のような強引な加工はしていません。風化した表層を強度がある部分まで少しずつブラシで削り取り、目の細かいペーパーで仕上げます。手は掛かりますが自然が作ったラインの方が好きだから仕方ありません。
さて、こういった素材に合わせる脚のデザインを考える時、
やっぱりシンプルな方が使いやすいし空間にも調和しやすい、とは思うんですが、
シンプルすぎるとそこらへんで売ってる一枚板ローテーブルの脚と変わらない雰囲気になってきます。どうしても。いや、別にそれが悪い訳じゃないんですけどネ。
しかしながら、こんなに品質が良くさらにはカタチまで魅力的な素材に合わせる脚がそれでいいのか、という思考になり、
シンプルめ → ちょっと攻めたデザインの方がいいのでは?となってしまいます。
お好みあるかと思いますが・・・。
自分はテーブルの上に物が乱雑に置かれているのがあまり好きじゃないんですが、
性格はズボラなので、上に乗っている物をさっと別の所に移動させて、また使う時にはすぐに取り出せて、というのが好きなんですよ。
で、棚を3箇所に区切ったのは、「爪切りはここ、本や紙類はここ、ティッシュはここ、」と場所をなんとなく決めれるからです。
作るの楽しかったなぁ。
インスタで動画載っけてます。ご検討の方、ぜひ。
@tokuda_seisakujo
※寸法(20枚目の画像をご参照ください)
よこ : 123cm
奥行き : 30cm
全高 : 43.5cm
天板の厚み : 4.5cm
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように植物性オイル塗装。
空洞の内壁のみウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますのでシックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②③ 」を是非ご一読ください。
- お問い合わせ -
商品についてのご質問や「もっと画像をみて確認したい」などのリクエストがございましたらお気軽に 【質問する】 からご連絡ください。お待ちしています。
ご使用上の注意
テーブルとしてのみご使用ください。
天板の上に乗ったり飛び跳ねるなどの行為もしくは重量物を乗せる事で想定以上の荷重がかかると事故につながる可能性があります。
当商品の樹皮の部分について
できるだけ自然な状態を楽しんでいただく為に、加工は最小限にとどめております。
雑に触ると木の樹皮やささくれが指に刺さることがあります。特にお子様はお気をつけください。
お手入れについて
コーヒーなどがテーブルについたらサッと拭けばOKです。もし跡が残ってしまったら、台所洗剤(中性の洗剤)を少し薄めてフキンにとり、トントンしてあげてください。天板のメンテナンスについてのさらに詳しい内容は購入後(素材により異なります)に個別にお伝えしています。
経年変化について
直射日光が当たり続ける場所や屋外での使用は木材の経年変化を早め、割れや反りの原因になりますのでお控えください。
木の息を止め、木の割れや反りを極力なくす仕上げ方も可能ですが、それでは各々の木が持つ自然な手触りが失われます。
弊社のテーブルは大切に使うことによる経年変化も楽しんでいただきたいテーブルです。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②」を是非ご一読ください。