「鱗 -翠-」（ウロコ -スイ-）
淡いグラデーションが美しいグリーンカルサイトを使用したペンダントです。
涼しげなグリーンカルサイトとウロコ模様、ヒレの装飾で魚をイメージした作品です。
細いワイヤーを地道に編み込んだ石留めは魚のウロコのような編み地になることから「鱗」のタイトルを付けました。
グリーンカルサイトはカルサイトの一種で、和名を方解石と言います。
カラーバリエーションが豊富な石なのですが、本作品では緑色のカルサイトを使用しました。
ビーズ加工等、綺麗に磨かれたカルサイトはうっすらと縞模様が見えるのが特徴で、このルースにも確認することができます。
色味は淡いグリーンでグラデーションがかかっていますが、残念ながら実物の雰囲気を写真で再現できていません。
実物に近いのは黒背景で撮影したものですが、もう少し黄味がかった色味に見えます。
また、カルサイトは硬度が低い為、着用時にはぶつけないよう注意が必要です。
石留めは太いワイヤーで基本の台座を作り、細いワイヤーをアーチ状にしながら地道に編み込む方法です。
細いワイヤーの作り出した繊細なウロコを側面から楽しむことができます。
なんとなく頼りなく見える細いワイヤーの石留めですが、石の形にそって編み込んでいく為、見た目以上にしっかり固定されます。
裏側から無理な力を加えなければ、石が外れることはありません。
ペンダント上部の装飾は魚のヒレがモチーフです。
変則的な編み込み模様でヒレの条を表現しています。
制作時には石に対して少し大きなヒレを二枚、重なるように配置して、元気に泳ぐ魚をイメージして作りました。
できあがってみると大きめの三角形が蝶の羽のようにも見え、人によっては魚より蝶を連想するかもしれません。
着ければ揺れる魚か蝶か…繊細なウロコ模様と躍動感あるダイナミックなヒレを一緒に楽しめるアイテムです！
同じテーマで制作した「鱗」作品はこちら
「鱗 -蒼-」ブルーカルセドニーのペンダント【ISI★ZKY】
https://minne.com/items/40573580
※「鱗」は翠と蒼…スイソウ…水槽！というお魚から連想したダジャレ作品です。
◆素材◆
グリーンカルサイト、アーティスティックワイヤー(ゴールド)
アーティスティックワイヤーは銅線に金属メッキを施し、樹脂でコーティングしたワイヤーです。
耐久性が高く、色の退色も少なく長持ちします。
ですが、特に切り口から錆が出てきますので、水分や塩分には注意が必要です。
◆サイズについて◆
縦幅約4.2㎝(バチカン含む)、横幅約2.5㎝
重量7g
※注意事項をよくお読みの上ご購入ください。
【魚のウロコ】
魚のウロコは骨と同じように、主にリン酸カルシウムでできている。
一般的にウロコと言われてイメージするのは骨鱗(こつりん)と呼ばれるウロコで、屋根瓦状に前方のウロコが後方のウロコを覆うように重なって配置されている。
古代魚が持つ硬く防御力に優れた硬燐(こうりん)、サメが持つ歯と同じ構造をしている楯鱗(じゅんりん)など、魚の種類や進化の過程でウロコの特徴も様々だ。
水族館に行ったら魚のウロコも観察してみると楽しいかも？
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